カツラギ サトコ
KATSURAGI Satoko
桂木 聡子 所属 兵庫医科大学 薬学部 医療薬学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2023/09/18 |
発表テーマ | 神戸市薬剤師会の新型コロナウイルス抗原検査キット及び一般用医薬品配布事業における取り組み |
会議名 | 第56回日本薬剤師会学術大会 |
主催者 | 公益社団法人日本薬剤師会、一般社団法人和歌山県薬剤師会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
国名 | 日本 |
開催地名 | 和歌山県 |
開催期間 | 2023/09/17~2023/09/18 |
発表者・共同発表者 | 坂井大悟、中村佐栄子、安田理恵子、越後洋一、榎本大智、堀池夕美、楠信也、島田貴子、桂木聡子 |
概要 | 新型コロナ感染症が猛威を振るい、医療機関における発熱外来の受け入れ困難や入院施設が満床になるなど医療崩壊の危険性が全国的に報道されていた。2022年7月、神戸市はオミクロン株による感染拡大が予見されたことから、発熱患者の受診抑制及び感染拡大防止を目的とした新型コロナウイルス抗原検査キット及び一般用医薬品の無料配布(以下、配布事業)を決定し、この配布事業の担い手として神戸市薬剤師会及び会員薬局が選ばれた。本事業では、自己検査で陽性となった市民は保健所の医師の電話診察を受け、重症化リスクが小さいと判断されれば自宅療養となる。本事業の特徴は、自宅療養の指示を受けた患者は、薬局において一般用医薬品を無償で受け取ることができることであり、患者の状態を聴き取り、一般用医薬品を選定して交付することはセルフメディケーションの推進及びかかりつけ薬局の促進の目的と一致する。本研究は、本事業における薬局における一般用医薬品の無料配布実績を解析するとともに、新型コロナウイルスの感染拡大時に一般用医薬品による患者のケアによって薬局の果たした役割を明らかにする。 |