コンノ　リエ   RIE KONNO   今野　理恵    所属   兵庫医科大学  看護学部 看護学科    職種   教授
研究期間	2014/04～2018/03
研究課題	アジアの認知症高齢者の徘徊などの心理行動学的徴候と関連要因の国際疫学調査
実施形態	科学研究費補助金
研究委託元等の名称	日本学術振興会
研究種目名	基盤研究(B)
科研費研究課題番号	26305018
キーワード	BPSD, 向精神薬, 認知機能低下, 行動心理学的徴候, 国際共同研究, アジア諸国, ケア, 認知症, 多剤併用, 心理行動学的兆候, 国際情報交換, 長期入所施設, 国際比較, 抗精神薬, 高齢者, 心理行動学的徴候, アジア, 行動心理学的兆候, 国際比較研究, 有病率調査, ケア要因, 東アジア, 有病率, 環境要因, 失禁, ナーシングホーム
代表分担区分	研究分担者
代表者	牧本 清子
概要	本研究は、アジアにおける長期入所施設に滞在している認知機能低下した高齢者の行動心理学的兆候（BPSD)の種類と有病率、及び関連要因を調査することであった。日本から3地域、韓国、中国、台湾、タイの７研究施設からのデータで、計662名が解析可能で、施設間の相違を比較した。さらに向精神薬の処方の種類と数を調査し、認知症の重症度と処方パターンを施設間で比較した。さらに、処方のパターンに影響する保険制度などの外的要因を検討した。加えて、介護負担となる尿失禁と便失禁の有病率を施設間で比較し、認知症の重症度が失禁の主要な要因であることを明らかにした。