ヤマダ チハル
YAMADA CHIHARU
山田 千春 所属 兵庫医科大学 看護学部 看護学科 兵庫医科大学 大学院看護学研究科 看護学専攻 職種 准教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/08 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 膀胱留置カテーテル技術実施における熟練看護師の視線運動と行動の現状 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本看護学教育学会雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本看護学教育学会誌 |
巻・号・頁 | 30(1),57-68頁 |
著者・共著者 | 荻野待子,山田千春,平岡玲子,網島ひづみ,竹田千佐子,大西英雄 |
概要 | 膀胱留置カテーテル技術実施における熟練看護師の視線運動と行動の現状を明らかにした研究である。臨床経験10年以上の看護師を対象に、視線運動測定、行動観察、自記式質問紙により、患者に視線を向けた場面、陰部消毒自の視線と手の動きの経時的変化、無菌操作・カテーテル挿入と固定・作業域の確保の方法を情報収集した。対象(5名)の看護師は、消毒前、カテーテル挿入前等13場面で患者に視線を向けた。症独自は、視線で陰部を捉えた後、鑷子で綿球を把持した右手を陰部に移動させた。挿入の長さが不確実で、消毒部位の確認と部位ごとに綿球を交換する行為が不適切だった。視覚的に情報を収集することで、先を予見し、次の行動を組み立てていた。一方で、挿入の長さや無菌操作の原理原則を再確認する必要性が示唆された。 |