ソタ コウイチロウ
曽田 幸一朗 所属 兵庫医科大学 リハビリテーション学部 理学療法学科 職種 助教 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/02 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 後天性免疫不全症候群に伴い全身性筋力低下および低栄養状態を呈した患者に対する理学療法経験 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 理学療法学 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | (公社)日本理学療法士協会 |
巻・号・頁 | 48(1),102-107頁 |
著者・共著者 | 宮城陽平, 曽田幸一朗, 笹沼直樹, 内山侑紀, 児玉典彦, 道免和久 |
概要 | 【目的】後天性免疫不全症候群(以下、AIDS)を呈し、治療中に全身性筋力低下を生じた症例に対する理学療法を経験した。免疫能低下および低栄養に留意し、良好な結果を得たため報告する。【方法】症例はAIDS治療目的に入院した50歳代男性。前医でのニューモスチシスカリニ肺炎(PCP)治療中の長期臥床や低栄養に伴う二次性サルコペニアにより全身性に筋力低下が生じ基本動作は全介助だった。第17病日よりCD4陽性Tリンパ球(以下、CD4値)200/mm3を超えた時点から低負荷での介入を行った。【経過】免疫能および栄養状態の増悪なく筋力改善が得られ、第81病日に独歩で自宅退院した。【結論】全身性に筋力低下を生じたAIDS患者に対し、免疫能および低栄養の増悪のないよう包括的な介入を行った。運動療法ではリカンベント式エルゴメータを用いた低負荷運動により、CD4値の低下なく筋力改善および基本動作改善が得られた。(著者抄録) |
ISSN | 0289-3770 |