タカラ コウジ
  髙良 恒史
   所属   兵庫医科大学  薬学部 医療薬学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2010/12
形態種別 学術雑誌
査読 査読あり
標題 フェンタニルパッチ使用の適正化を目指して 本剤に対する鎮痛耐性が疑われた症例とオピオイド使用量調査
執筆形態 共著
掲載誌名 日本緩和医療薬学雑誌
掲載区分国内
出版社・発行元 (一社)日本緩和医療薬学会
巻・号・頁 3(3),93-96頁
著者・共著者 北澤 文章, 安部 敏生, 上田 久美, 弓場 達也, 高良 恒史, 横山 照由, 杉井 彦文
概要 フェンタニルパッチ(FP)の長期使用患者(現投与量17.5mg/3日)に、オキシコドン塩酸塩徐放剤40mg/日の併用下、FPを10.0mg/3日まで減量しても鎮痛効果は減弱せず、FPの鎮痛耐性発現が疑われた。また、薬剤師がFPの安易な使用の回避目的で積極的な介入を行ったところ、社会保険京都病院におけるFP使用量は減少傾向を示した。以上から、FPの使用には痛みの的確な評価と、貼付薬の特性に対する考慮が臨床上きわめて重要である。(著者抄録)
ISSN 1882-9783