タカラ コウジ
髙良 恒史 所属 兵庫医科大学 薬学部 医療薬学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011/07 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | レナリドミドの薬剤配布プログラムの評価とその課題 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本病院薬剤師会雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | (一社)日本病院薬剤師会 |
巻・号・頁 | 47(7),857-861頁 |
著者・共著者 | 北澤 文章, 角 陽子, 新居 沙代子, 安澤 紫織, 伊勢 文孝, 上田 久美, 島崎 千尋, 高良 恒史, 横山 照由, 杉井 彦文 |
概要 | レナリドミド(以下、Len)を安全かつ効率的に使用するために、レブラミド適正管理使用手順(以下、RevMate)の運用実態を調査し、さらに患者アンケートも実施した。また、RevMateとサリドマイド(以下、Thal)製剤安全管理手順(以下、TERMS)並びに米国のLen薬剤配布プログラム(RevAssist)と比較した。対象は社会保険京都病院にて2010年7〜12月にLen(16例)またはThal(9例)が投与された多発性骨髄腫患者とした。Len投与患者の9割は妊娠の可能性がなかった。RevMateによる調剤は初回に時間を要するが2回目以降は短縮され、TERMSと比較しても有意に短かった。RevMateの有益性および薬剤管理の厳格性は大多数の患者で理解を得られたが、運用の簡素化を希望する患者が4割存在した。一方、不要薬の廃棄は米国と相違し、厳格な安全管理下での実施が必要であると考えられた。(著者抄録) |
ISSN | 1341-8815 |