タカラ コウジ
髙良 恒史 所属 兵庫医科大学 薬学部 医療薬学科 職種 准教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/01 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | メルファラン連日・大量投与に伴う悪心・嘔吐に対する多剤併用制吐療法の後方視的検討 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 医療薬学 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | (一社)日本医療薬学会 |
巻・号・頁 | 39(1),18-24頁 |
著者・共著者 | 北澤 文章, 淵田 真一, 岡野 晃, 初瀬 真弓, 村頭 智, 島崎 千尋, 高良 恒史, 杉井 彦文 |
概要 | 自家末梢血幹細胞移植患者13例(多発性骨髄腫12、原発性免疫グロブリン性アミロイドーシス1)を、5-HT3およびNK1受容体拮抗薬を投与した5例(対照群)、5-HT3およびNK1受容体拮抗薬に加えステロイド薬、抗精神病薬、抗不安薬およびプロトンポンプ阻害薬の計6種類を併用した8例(多剤併用群)に分け、標記の検討を行った。多剤併用群の悪心の発現率は全期間を通して対照群より低く、最高でも62.5%で、嘔吐の発現は認められなかった。悪心の重症度は対照群では全例グレード3を呈したが、多剤併用群ではグレード2以下であった。嘔吐の完全抑制率は対照群では0%、多剤併用群では50.0%であった。多剤併用群においてグレード1の傾眠、浮動性めまいおよび口内乾燥が各1例に認められた。 |
ISSN | 1346-342X/1882-1499 |