カワウチ エミコ
Emiko Kawauchi
川内 惠美子 所属 兵庫医科大学 看護学部 看護学科 職種 准教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/04 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 産科病棟で働く助産師の仕事中の身体的活動度および快適さと仕事に対するメンタルヘルスの関連 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 母性衛生 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | (公社)日本母性衛生学会 |
巻・号・頁 | 58(1),40-48頁 |
著者・共著者 | 川内 惠美子, 大橋 一友 |
概要 | 【目的】産科病棟で働く助産師の仕事中の身体的活動度と仕事の快適さと仕事に対するメンタルヘルスとの関連を明らかにする。【方法】2012年9月から11月に産科病棟で働く147名の助産師を調査した。仕事に対するメンタルヘルスの指標として、ワーク・エンゲージメント、バーンアウト(疲弊感、シニシズム、職務効力感)、ワーカホリズムを用いた。また、仕事中の身体的活動度と仕事の快適さはvisual analogue scaleを用いた。【結果】ワーク・エンゲージメントは、仕事中の身体的活動度と仕事の快適さとの間に正の関連があった。一方、疲弊感とシニシズムは仕事の快適さとは負の関連があるが、仕事中の身体的活動度との関連はなかった。しかし、高いシニシズムを有する助産師では身体的活動度が低下していた。職務効力感は仕事中の身体的活動度と仕事の快適さとの間に正の関連を示した。ワーカホリズムは仕事中の身体的活動度と仕事の快適さとの間に関連を認めなかった。【結論】仕事中の身体的活動度や仕事の快適さは、バーンアウトやワーク・エンゲージメントと関連があり、これらを改善するための介入ポイントになる可能性がある。(著者抄録) |
ISSN | 0388-1512 |