シミズ ダイスケ
  清水 大輔
   所属   兵庫医科大学  リハビリテーション学部 作業療法学科
   職種   講師
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2009/10
形態種別 学術雑誌
査読 査読あり
標題 観念運動失行症患者は体性感覚モダリティ情報の変換・統合能力に障害を有する
執筆形態 共著
掲載誌名 作業療法
掲載区分国内
出版社・発行元 (一社)日本作業療法士協会
巻・号・頁 28(5),516-524頁
著者・共著者 清水 大輔, 沖田 学, 片岡 保憲, 岡村 忠弘, 八木 文雄
概要 観念運動失行患者の病態解析を目的として、脳卒中右片麻痺患者で観念運動失行が認められる症例7名(AP群)と、認められない症例5名(NAP群)に対して、視覚、体性感覚、聴覚の各感覚モダリティ情報の変換・統合課題(全9条件93項目)を施行した。その結果、感覚モダリティ情報の変換・統合課題に体性感覚情報が含まれている条件で、NAP群に較べてAP群に有意な正答率の低下が認められたことから、身体表象に必要な各感覚モダリティ情報の変換・統合能力の障害が、観念運動失行症状における1つの病態要因として存在することが示唆された。(著者抄録)
ISSN 0289-4920