サクマ カオル
SAKUMA KAORU
佐久間 香 所属 兵庫医科大学 リハビリテーション学部 理学療法学科 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/03 |
形態種別 | 学術雑誌 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 片脚立位保持における立脚側股関節内外旋が下肢筋の筋活動に及ぼす影響. |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 理学療法京都 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 京都:(一社)京都府理学療法士会 |
巻・号・頁 | (38),55-59頁 |
総ページ数 | 5 |
著者・共著者 | ◎佐久間香, 池添冬芽, 小栢進也, 塚越累, 福元喜啓, 森由隆, 市橋則明. |
概要 | 本研究の目的は片脚立位保持における立脚側股関節内外旋が下肢筋の筋活動に及ぼす影響を明らかにすることである。対象は、健常男性8名とした。片脚立位の肢位を立脚側膝伸展位、立脚側膝屈曲位、遊脚側股外転位とした3つの肢位において、それぞれ股関節を内旋位、中間位、外旋位にした9つの条件で筋活動を測定した。筋電図の測定筋は立脚側の中臀筋前部、大臀筋下部、長内転筋、大腿直筋、内側広筋、腓腹筋内側部、ヒラメ筋とした。各肢位における股関節内外旋の違いについて比較した結果、立脚側膝伸展位では、内旋位の中臀筋前部の筋活動が中間位と外旋位に比較して有意に高かった。立脚側膝屈曲位では、外旋位の大腿直筋の筋活動が内旋位と比較して有意に高かった。また遊脚側股外転位においては、股関節回旋肢位による筋活動の変化を認めなかった。本研究の結果より、片脚立位保持時に立脚側股関節を内旋位にすることで中臀筋前部、外旋位にすることで大腿直筋の筋活動が高められることが示唆された。(著者抄録) |
ISSN | 13461710 |