フカワ アキコ
FUKAWA Akiko
府川 晃子 所属 兵庫医科大学 看護学部 看護学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/12 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 外来化学療法を受けるがん患者の治療・療養生活の認識と実態 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 高知女子大学看護学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 高知女子大学看護学会 |
巻・号・頁 | 41(1),86-96頁 |
著者・共著者 | 庄司 麻美, 池田 久乃, 青木 美和, 森 歩, 府川 晃子, 藤田 佐和 |
概要 | 本研究の目的は、外来で化学療法を受けているがん患者の治療および療養生活の認識と実態を明らかにし、外来化学療法を受けるがん患者の療養生活のマネジメントを支える看護への示唆を得ることである。外来化学療法を受けるがん患者96名を対象に自記式質問紙調査を実施し、77名(回収率80.2%)より回答を得た。結果、体調が悪い時に50名(73.5%)が、体調に良い時にも38名(59.4%)が、疲れやすさやだるさなどを原因に、外出や家事、仕事などに支障を感じており、支障を感じることがない時でも33名(58.9%)が、外出や仕事、趣味などを制限していた。治療場所について、60名(94.0%)が自分らしい生活のペース、睡眠、食生活など16項目から外来が良いと評価し、一方で4名(6.0%)が安心感や症状への対応など6項目から入院が良いと評価していた。症状マネジメント、および副作用や体調変化の自覚を促し患者の生活を一緒に組み立てる支援が患者の療養生活のマネジメントを支え、外来化学療法の継続につながることが示唆された。(著者抄録) |
ISSN | 1345-0433 |