フカワ アキコ
FUKAWA Akiko
府川 晃子 所属 兵庫医科大学 看護学部 看護学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 再発・転移乳がんと診断され治療を受けている患者への看護実践の様相 がん看護の専門看護師および認定看護師の視点から |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 大阪医科大学看護研究雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 大阪医科大学看護学部 |
巻・号・頁 | 11,14-24頁 |
著者・共著者 | 鈴木 久美, 山内 栄子, 林 直子, 府川 晃子 |
概要 | [目的]がん看護の専門看護師(CNS)と認定看護師(CN)の視点から、再発・転移乳がんと診断され治療を受けている患者の看護実践の様相を明らかにすることである。[方法]患者の援助に関わっているCNSとCNの15名を対象に、フォーカス・グループ・インタビューを行った。得られたデータを質的帰納的に分析した。[結果]CNSとCNは、診断・告知の時期、がん薬物療法中、治療効果の減弱・症状悪化の時期において、患者に起こりうる状況を常に予測した上でトータルペインの視点からアセスメントしていた。そして、患者の否定的感情を包容したり、意向や希望を尊重した関わりを実践していた。各時期における実践を展開するために【オープンマインドによる関わり】【患者ケアに活かすための情報共有】【多職種との密な連携を図った患者サポート】等を基盤として患者に関わっていた。[結論]CNSやCNは、患者の思いに寄り添いながら、副作用が辛い治療の継続や中止を支え、最期まで患者のQOLを維持できるように常に予見した援助を提供していた。(著者抄録) |
ISSN | 2186-1188 |