サカグチ アキラ   SAKAGUCHI Akira
  坂口 顕
   所属   兵庫医科大学  リハビリテーション学部 理学療法学科
   兵庫医科大学  大学院リハビリテーション科学研究科 リハビリテーション科学専攻
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2015/12
形態種別 大学・研究所等紀要
査読 査読あり
標題 学生の自己学習をすすめる 〜カンニングペーパーの効用〜
執筆形態 単著
掲載誌名 兵庫医療大学紀要
巻・号・頁 3(2),37-42頁
担当範囲 論文の全て
著者・共著者 坂口顕
概要 文部科学省の中央教育審議会が答申した「大学教育の質的転換に向けて」では、能動的学修への転換の必要性と同時に、その目的を果たすためには、学生自身の学習時間の増加が必要であるとも述べている。本研究では理学療法学科2年生科目の「物理療法学」において、カンニングペーパー持ち込み可の小テストを実施することで、学生の学習時間を増加させることができた。カンニングペーパーの作成は、学習時間増加のためのツールになることが確認され、さらに学生の知識の整理のみならず、要約力の向上にもつながるといった副産物も確認できた。また、カンニングペーパーを継続して作成させるためには、小テスト内容の工夫も必要であるが、これはOODA(Observe、Orient、Decide、Act)サイクルを意識する必要があり、教員の観察力がキーポイントとなることがわかった。