サカグチ アキラ
SAKAGUCHI Akira
坂口 顕 所属 兵庫医科大学 リハビリテーション学部 理学療法学科 兵庫医科大学 大学院リハビリテーション科学研究科 リハビリテーション科学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/06 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 物理療法は神経障害生疼痛発症を予防できるか?
〜ラット神経障害生疼痛モデルに寒冷療法を用いて〜 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 兵庫医療大学紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 兵庫医療大学 |
巻・号・頁 | 4(1),9-14頁 |
担当範囲 | 実験計画の立案,実行 |
著者・共著者 | 川口浩太郎,猪俣陽一,藤岡宏幸,坂口顕,山本悟史,小暮洋子,王勝蘭,戴毅 |
概要 | 本研究では神経因性疼痛モデルであるspared nerve injury(SNI)モデルラットに対して、アイシングを実施し神経障害性疼痛の発症を予防できるかどうかを検討した。方法・対象:SD系雄性ラットをシャム群(n=12)、SNI群(n=12)とアイシング群(n=12;術直後、術後1日目にアイシングを行う)、に分けた。SNIモデルの作製:SNI作成はDecsterdの方法に準じて行った。行動観察:各群に対して、術前および術後1、3、7、14日の時点で逃避反応閾値(PWT;Paw withdrawal threshould)を測定した。mRNAの検出:術後3日にPCR法により炎症性サイトカインであるIL-1βとIL-6のmRNAの発現を測定した。結果-PWT:アイシング群において、術前に対して全ての時点でPWTは有意に低下しなかった。また、術後3日までアイシング群、シャム群に対しSNI群は有意に低い値を示した。 |