カワグチ コウタロウ   KAWAGUCHI Kotaro
  川口 浩太郎
   所属   兵庫医科大学  リハビリテーション学部 理学療法学科
   兵庫医科大学  大学院リハビリテーション科学研究科 リハビリテーション科学専攻
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2017/08
形態種別 学術雑誌
査読 査読あり
標題 健常成人女性の月経痛に対する経皮的電気刺激治療の効果
執筆形態 共著
掲載誌名 理学療法学
掲載区分国内
出版社・発行元 (公社)日本理学療法士協会
巻・号・頁 44(4),272-276頁
著者・共著者 中川 愛, 坂口 顕, 原田 佳奈, 川口 浩太郎, 藤岡 宏幸
概要 【目的】月経痛をはじめとする不快症状に悩む女性も多く、なかには日常生活に支障をきたす例もある。対処法の服薬では、副作用が出現する可能性もあり、今回は副作用の少ない経皮的神経電気刺激(以下、TENS)が月経痛軽減に有効か明らかにすることを目的とした。【方法】健常成人女性22名の4回の月経周期を対象に、非介入期とTENSを施行する介入期における痛みの程度を測定した。月経開始から最初に痛みを感じたときを0分とし、60分までは10分毎に、それ以降240分まで60分毎に計10回測定した。介入期は、0分からTENSを開始し、30分間施行した。中途服薬者のデータは除外した。【結果】解析対象は非介入期24周期、介入期27周期であった。介入の有無における変化率の比較では20、30、40、50、60分で疼痛の変化率に有意差が認められた。TENSによる副作用はなかった。【結論】TENSは副作用なく、月経痛軽減に有効であると考えられる。(著者抄録)
ISSN 0289-3770/2189-602X