ソタ コウイチロウ
  曽田 幸一朗
   所属   兵庫医科大学  リハビリテーション学部 理学療法学科
   職種   助教
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2023/07
形態種別 学術雑誌
査読 査読あり
標題 第4、第5学年の医学生における自作のシナリオ作成と診察シミュレーション実習による学びの特徴
執筆形態 共著
掲載誌名 日本シミュレーション医療教育学会雑誌
掲載区分国内
巻・号・頁 11,84-91頁
総ページ数 8
担当区分 筆頭著者,責任著者
著者・共著者 曽田幸一朗、平山 亜矢子、池田 浩子、山口  円、古川 美紀、平野 公通、鈴木敬一郎
概要 本研究では、本学シミュレーション実習を実施した学生の満足度や重要度ならびに学生自身が今後の学習をどのように考えているのかについて検討を行った。対象は、2020 年11 月から2021 年2 月までに本学医学部でシミュレーション実習を経験した第4 学年、第5 学年の学生とし、実習後アンケートを用いてCustomer Satisfaction(CS) 分析とテキストマイニングを行った。CS 分析では第4、第5学年ともに自己に関する選択式アンケート項目が重点改善分野に含まれており、第5 学年では実習運営に関連する項目が改善分野に含まれていた。テキストマイニングでは第4、第5 学年で考え方に違いが認められる部分もあるが、鑑別診断を意識した学習意欲が両学年には見受けられた。本学で実施しているシミュレーション実習の形態は診療参加型臨床実習への橋渡しとして有意義な実習であるだけでなく、臨床推論を基にした診察を習得するためにも有意義な実習であると考えられた。