モリヤマ マサヒロ   MORIYAMA Masahiro
  森山 雅弘
   所属   兵庫医療大学  薬学部 医療薬学科
   兵庫医療大学  大学院薬学研究科 医療薬学専攻
   職種   教授
発表年月日 2014/09/28
発表テーマ 抗がん薬の簡易懸濁法における曝露量に対する検討
会議名 第24回日本医療薬学会年会
主催者 日本医療薬学会
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
開催地名 名古屋 名古屋国際会議場
発表者・共同発表者 朴美姫、池本憲彦、戸屋成未、奥山美結樹、畠山 和子、河崎陽一、倉田なおみ、清原義史、駒田富佐夫、大野雅子、桂木聡子、重松 誠、森山雅弘、天野 学
概要 抗がん薬に見立てた墨汁20mLを充填した注入器を用いて、被験者には、手袋を着用してもらい、1種類ずつ投与してもらった。手袋への付着量の比較は、各種類注入器の操作終了後、墨汁を乾かして手袋を回収し切り開きスキャンしてピクセル数をカウントし、付着量を数値化して行った。検討は、10名ずつ45歳-54歳(以下A群)と75歳-84歳(以下、B群)の2群に分け、付着量を比較することとした。この結果、A群とB群の握力を比較した結果、A群の平均握力は27.8kg(右)・26.0kg(左)、B群の平均握力は26.0kg(右)・24.0kg(左)であった。さらに、A群とB群のピクセル数を比較した結果、A群の平均ピクセル数は363109、B群の平均ピクセル数は559567であり、統計解析の結果、B群の方がA群より数が大きいことが明らかとなった(SPSS 22)。すなわち、ピクセル数において、B群の方がA群より数が大きいということは、年齢の高い群の方が年齢の低い群より薬剤の付着量が多い可能性を示唆している。このことから、内用抗がん薬など細胞毒性の強い薬剤の取り扱いは、高齢者においてより注意を促す必要があると思われる。