マツイ トクゾウ   MATSUI Tokuzo
  松井 徳造
   所属   兵庫医科大学  リハビリテーション学部 作業療法学科
   職種   教授
発表年月日 2021/06/17
発表テーマ 新型コロナウイルスによる強迫性障害患者の重症度への影響
会議名 第117回日本精神神経学会学術総会
主催者 日本精神神経学会
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
開催地名 国立京都国際会館
開催期間 2021/06/17~2021/06/19
発表者・共同発表者 松井徳造、向井馨一郎、林田和久、吉村知穂、清野仁美、松永寿人
概要 5名のOCD外来患者に、診察時にY-BOCSテストを実施した。政府による非常事態宣言が発令される前と、発令されたあとの状態について評価を行った。症例の内訳は、男性2名女性3名で、いずれも5年以上外来通院を継続している例である。また症状としては、洗浄行為2名、確認行為2名、強迫緩慢1名である。
Y-BOCSテストの点数は、21.6(SD=5.2)(非常事態宣言前)および 21.0(SD=4.8)(非常事態宣言時)で、両者に有意差は認められなかった(p=0.07 > 0.05)。すなわち非常事態宣言の前後で、OCDの重症度には有意差は認められなかった。