サカモト ヒロシ
sakamoto hiroshi
坂本 浩 所属 兵庫医科大学 リハビリテーション学部 作業療法学科 職種 講師 |
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発表年月日 | 2022/09/03 |
発表テーマ | UBOM検査に期待すること ー実行機能に着目して- |
会議名 | UBOM 事例 ・ 活用交流会・ 2022(オンライン) |
主催者 | NPO 法人 UBOM 研究会 |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | シンポジウム・ワークショップ パネル(指名) |
単独共同区分 | 単独 |
国名 | 日本 |
開催地名 | 福島県 |
開催期間 | 2022/09/03~2022/09/03 |
概要 | 実行機能には無意識的・自動的過程と意識的・制御的過程がある。習慣化された課題などを実行する際には無意識的過程の影響力は大きく、新しい課題などを実行する際には意識的過程の役割は重要であるとされている。仮説として、社会的認知能力の低下や結論への飛躍(jumping to conclusion)は実行機能の不調として無意識的過程が優位に働くと仮定すると、UBON検査のバウムテストの異型画や乱数生成課題は、対象者の優勢反応制御を表す指標となり得ると考える。司法領域において、目録法を用いた自記式テストは非検査者の意図(量刑の程度など)により多少の影響を受けるとの報告もありUBOM検査のような客観的指標はその影響は少ないと考えられる。今後、UBOM検査が様々な分野で用いられることを期待する。 |