カツラギ サトコ   KATSURAGI Satoko
  桂木 聡子
   所属   兵庫医科大学  薬学部 医療薬学科
   職種   教授
発表年月日 2023/11/03
発表テーマ オピオイド誘発性せん妄発症までの時間に対する下剤の影響:医薬品副作用データベースを用いた解析
会議名 第33回日本医療薬学会年会
主催者 日本医療薬学会年会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
国名 日本
開催地名 仙台
開催期間 2023/11/03~2023/11/05
発表者・共同発表者 宮本朋佳、高橋佳苗、清水忠、細見光一、桂木聡子
概要 緩和ケアを受け、オピオイドが投与されている患者は、せん妄が高頻度で発生し、患者および家族のQOL低下の原因となっている。せん妄の原因は、患者ごとに多岐にわたるため、患者の状態に合わせた個別の対応が求められている。オピオイドはせん妄の直接因子となるが、疼痛治療の中心となる薬剤であり、せん妄の原因と判明しても中止する事が困難な場合も多い。そのため、オピオイド誘発性せん妄を促進する因子を明らかにすることは、せん妄予防のためにも重要である。便秘はせん妄のリスク因子となるが、オピオイド誘発性せん妄への影響は明らかになっていない。そこで今回は、日本の医薬品副作用データベース(JADER)を用いて、オピオイド医薬品投与患者におけるせん妄の発症に対する、下剤投与の影響を解析した。